イカナゴ

今日家に帰ってきたら郵便物が届いていた。
差出人の名前には見覚えがある。阪神の新応援歌のアレンジＣＤを送った、とある阪神ファンの方。兵庫は芦屋に住んでいる方である。昨年冬のＣＤのときもお礼に金本選手のタオルを送ってくださったとても律儀な方だったので名前を覚えていたのです。

郵便物は小包だった。いつもいつも気遣ってもらって申し訳ないと思いつつもいったい何が入ってるんだろうと思って中を空けてみるとタッパーが入っていて、その中身はなにやら茶色い。「これはなんだ？」と思っていたら手紙が同封されていた。
「先日は新応援歌のＣＤを贈っていただきましてありがとうございました・・・（中略）・・・阪神間では今の時期多くの家庭からイカナゴの釘煮を炊く匂いがしてきます。もう終わりに近いのでイカナゴが大きくなっていますが炊きましたので嫌でなかったら関西の春を味わってください。お口に合うかどうか分かりませんが・・・」

イカナゴ？なんだそりゃ？と思いながらも、まずここは関西生まれ関西育ちの母にタッパーを持っていって「イカナゴって知ってる？」と訪ねてみたら「ああ、兵庫とかあっちのほうでこの時期よく炊いてるやつだよね」・・・やっぱり有名なんだなぁ、と思いつつ「阪神ファンの方がＣＤのお礼にって炊いて送ってきてくれたんだよ」と言うと「え！あの小包イカナゴだったん？いや〜ほんまにおいしいんよ！あけてあけて」と関西弁で早速せがまれた。同じく関西人の父もその場にいたんだけど、タッパーをあけて納得。あぁ、これなら知ってる。見たことも食べたこともある。イカナゴっていうのか・・・

僕に断る前にもう母も父もタッパーの中に手を突っ込んで、つまんで食べている（爆）僕もさっそくつまんでみた。ほんとにおいしい。明日の朝食から毎朝、イカナゴの釘煮、食卓にのぼります。ご飯がおいしくいただけそうです。お酒のおつまみにもいいかもだね＾＾

芦屋の阪神ファンの方へ。素敵な贈り物を本当にありがとう。家族みんなで、いただきます。